CSRDとは
CSRD(シーエスアールディー)とは、EUの企業サステナビリティ報告指令です。
EU域内の大企業などに詳細な開示を義務づけます。取引のあるEU企業を通じ、日本の中堅企業にも影響が及びます。
この記事の要点
- CSRD=EUの企業サステナビリティ報告指令。
- EU域内の大企業等に詳細開示を義務化。
- 開示の具体基準はESRSで定める。
- ダブルマテリアリティの考え方を採用。
- 取引先EU企業経由で日本企業にもデータ要請が及ぶ。
実務での使われ方
EUに親会社や主要取引先がある場合、サプライチェーンの一部として排出量や対応状況のデータを求められます。
直接の義務がなくても、取引維持のために情報提供の準備が必要になりつつあります。
詳細説明
CSRDの中身
開示の具体基準はESRS(欧州サステナ報告基準)で定められます。
財務影響と環境・社会影響の両面を見るダブルマテリアリティを採用しています。
日本企業への波及
対象はEU域内が中心ですが、取引先EU企業のデータ収集を通じて日本の中堅企業にも要請が及びます。
一定規模の在EU子会社を持つ日本企業は、直接対象になる場合もあります。
CSRDの開示義務対象(推計)
約50,000社
出典:欧州委員会
FAQ
Q1. 日本の中堅企業もCSRDの対象ですか?
多くは直接対象ではありませんが、取引先EU企業のデータ収集を通じて情報提供を求められます。
Q2. CSRDとESRSの違いは?
CSRDが開示を義務づける指令、ESRSがその具体的な開示基準です。
Q3. ダブルマテリアリティとは?
財務への影響と、環境・社会への影響の両面から重要課題を判断する考え方です。
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