ネットゼロとは
ネットゼロとは、温室効果ガスの排出と除去を均衡させ、実質的な排出をゼロにする状態です。
カーボンニュートラルより厳格に、メタン等を含む全GHGを対象とする概念として使われます。
この記事の要点
- ネットゼロ=排出と除去を均衡させ実質ゼロにした状態。
- 対象はCO2に限らず全温室効果ガス。
- カーボンニュートラルより厳格に使われることが多い。
- まず自社の削減を尽くすことが前提。
- SBTのネットゼロ基準と関連する。
実務での使われ方
投資家や取引先が掲げる長期目標は、ネットゼロで示されることが増えています。
自社の目標を立てる際、どこまでを対象にするか(CO2のみか全GHGか)を意識する必要があります。
詳細説明
カーボンニュートラルとの違い
カーボンニュートラルは主にCO2が対象です。ネットゼロはメタン等を含む全GHGを対象とします。
厳密な使い分けは文脈によりますが、ネットゼロはより広く厳しい概念として使われます。
達成の考え方
まず排出を最大限削減します。どうしても残る排出を、除去やカーボンオフセットで相殺します。
SBTにもネットゼロ基準があり、長期目標の設計に使われます。
ネットゼロの対象
全GHG
出典:GHGプロトコル / SBTi
FAQ
Q1. ネットゼロとカーボンニュートラルの違いは?
カーボンニュートラルは主にCO2が対象です。ネットゼロはメタン等を含む全GHGを対象とする、より厳格な概念です。
Q2. 中堅企業もネットゼロを掲げるべきですか?
取引先や投資家の要請次第です。まずは排出量の把握と削減計画から始めるのが現実的です。
Q3. 除去やオフセットだけで達成できますか?
本来は自社削減を尽くした上で残余に使うものです。削減回避の手段にすべきではありません。
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