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GX用語集

コージェネレーションとは|熱電併給で高効率を実現する仕組み

2026.08.13

gx-staff

コージェネレーションとは|熱電併給で高効率 サムネイル

GX用語解説:コージェネレーション

コージェネレーションとは

コージェネレーション(CGS、熱電併給)とは、一つのエネルギー源(都市ガス・重油・水素など)から電気と熱を同時に取り出し、両方を有効活用する高効率なエネルギー利用の仕組みです。発電時に生じる排熱を給湯・暖房・蒸気などとして活用することで、発電のみを行う場合に比べてエネルギー全体の利用効率を大きく高められます。

結論から言えば、コージェネレーションは「発電の副産物である熱を捨てない」ことで省エネを実現する技術です。家庭用の小型システムは「エネファーム」と呼ばれ、燃料電池を用いたコージェネレーションの代表例です。

この記事の要点

  • コージェネレーション=一つのエネルギー源から電気と熱を同時に取り出す仕組み。
  • 発電時の排熱を給湯・暖房・蒸気などに活用し、総合的なエネルギー効率を高める。
  • 家庭用小型システムは「エネファーム」と呼ばれ、燃料電池方式が代表的。
  • 工場・病院・ホテルなど熱需要の大きい施設で導入効果が高い。
  • 電力・熱・冷熱の3種を同時に供給する「トリジェネレーション」もある。

実務での使われ方

工場やホテル、病院のように、電力とあわせて蒸気や温水などの熱需要が大きい施設にとって、コージェネレーションは電気代の削減とエネルギー効率の向上を同時に実現できる設備投資です。特に、製造工程で常時蒸気や温水を必要とする工場では、導入効果が大きくなる傾向があります。

近年は、コージェネレーションを非常用電源として位置づけ、気候レジリエンス強化の一環とする企業も増えています。系統からの電力供給が止まった場合でも、自家発電により事業継続を図れる点が評価されています。

詳細説明

効率が高まる仕組み

火力発電所などの大規模発電設備では、発電時に生じる熱の多くが利用されずに排出されます。コージェネレーションは、この排熱を給湯・暖房・産業用蒸気として活用することで、投入したエネルギーに対する総合的な利用効率(電気と熱の合計)を70〜80%程度まで高められるとされています。

燃料電池型コージェネレーション(エネファーム)

家庭用の小型コージェネレーションである「エネファーム」は、燃料電池で発電し、発生する排熱を給湯に利用する仕組みです。都市ガスやLPガスから水素を取り出して発電に用いるため、災害時の自立運転にも一定の強みがあります。

中堅企業の最初の3歩

第一に、自社施設の電力需要と熱需要(蒸気・温水等)の両方を把握します。第二に、コージェネレーションの導入によるエネルギーコスト削減効果を試算します。第三に、非常用電源としての活用可能性もあわせて検討し、投資判断に反映します。

コージェネレーションの効率
発電単独=約40% / 熱電併給=約70〜80%(総合効率)
出典:資源エネルギー庁

FAQ

Q1. コージェネレーションとは何ですか?

一つのエネルギー源から電気と熱を同時に取り出し、両方を有効活用する仕組みです。発電時の排熱を給湯・暖房・蒸気等に活用します。

Q2. なぜ効率が高いのですか?

通常捨てられる発電時の排熱を有効活用するため、投入エネルギーに対する総合的な利用効率を70〜80%程度まで高められるためです。

Q3. エネファームとは何ですか?

家庭用の小型コージェネレーションで、燃料電池により発電し排熱を給湯に利用する仕組みです。

Q4. どんな施設に向いていますか?

工場・病院・ホテルなど、電力とあわせて蒸気や温水の熱需要が大きい施設で、導入効果が高くなる傾向があります。

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編集責任:GX Times Lab 運営 / 監修:一般社団法人 関西GX推進協議会

最終更新:2026-08-13 12:00

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